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二郎のこんなことをやりました

芸能エピソード/その2

サザンオールスターズがレコード大賞の新人賞にノミネートされた年、私はラジオの中継担当になったので大晦日当日会場の帝劇で彼らに取材に行きました。

「山田二郎です」となのったけど、アイドルとは無縁の私に名乗られても彼らは「はぁー」と言っただけでしたが桑田君だけは「えっ?」と言った顔つきで私をじっと見つめたんです。

一通りの話を聞いて「じゃ頑張って」と引き揚げようとしたとき、桑田君が「あのぅ山田さんはレッツゴーボーリングをやってましたよね」って言い出したんですよ。私がそうだよと答えると「うわーやっぱりそうか!僕、あの番組大好きだったんですよ、あれのあるときだけは学校からまっすぐ家に帰って見てたんです」って嬉しそうに言ったんです。「ええっ?いくつだったの桑田君は」「僕、高校生でした」(ああ良かった、中学生なんて言われたらショックだったよ)まだ二十台終盤だった私は内心ほっとしましたよ。

レッツゴーボーリングというのは土曜日の五時から三〇分やってた番組で矢島純一、須田開代子という男女のナンバーワンプロがアマチュアの挑戦を受けるのが目玉のもので、それも3フレーム勝負というプロ側には厳しい条件で闘うのがミソでなかなか人気があった番組でした。「じゃ土曜日はいつも家にいたの?」「いいえ、それから遊びに出かけてね、えへへへ」と桑田圭佑君は感じの良い青年でした。